地球温暖化が進み、SDGｓ（Sustainable Development Goals）への取り組みが注目される昨今ですが、コーヒー業界でも、さまざまな取り組みが行われています。
今までも、ちょこちょこそんなコーヒーをご紹介してきましたが、さらに詳しくご紹介できればと思います！
8月19日～新入荷『グランレイナ マンデリン』（インドネシア産）
マンデリンといえば、当店では「マンデリンG-1」「ゴールデンマンデリン」そして、インドネシアの「カロシトラジャ」を取り扱っておりますが、どちらも苦味が強くミルクにも負けないコーヒーさんたちです。
今回、8月19日からの新入荷でご紹介するのは「グランレイナ マンデリン」
インドネシア産、エリアは北スマトラ、アチェ、リントンです。標高は1,300m～1,600m。
生産地のアチェでは、約3万本のコーヒー苗木が2021年に配布される予定で、シェードツリーの苗床もあり、約15,000本の苗木が配布予定です。そして、北スマトラでは毎年約6万本の苗木の育成を目標にしています。リントンでは、即時・中期・長期それぞれの目標をかかげ、環境改善と未来を担う人材育成にフォーカス。農園の生産性向上のための若返り、緑化を持続的に実施しています。
環境に配慮したコーヒー「グランレイナ マンデリン」のバランスのとれたボディと、心地良い余韻をご賞味ください。マンデリン好きさんにお勧めです！
6月3日～『フロール デル カンポ組合』（ホンジュラス産）
さて、6月に仕入れたこちらのコーヒー。結構、多めに仕入れたので、もう少しだけあります！
環境改善もですが、女性の社会進出も話題になっていますね。当店では、スタッフの女性比率が高く、記事を書いている私（籔内咲子）も女性なので、興味のある話題です。私自身は、ちょっと強めな女性かなとは思うので、なんとも言えないですけどね(;^_^A
本題に戻りまして、こちらの『フロールデルカンポ組合』は、女性の雇用創出・コーヒー分野での女性の活躍、さらには女性の生活条件の成長を目的として25人の女性メンバーで始まった組合です。2013年には、ホンジュラスのコーヒー生産者組合と提携し、プロの焙煎チームを買収。現在も、女性のみで構成された93の小規模グループがあり、夫の収入に頼ることなく、女性の働く環境と生活の安定に繋がっています。
コーヒー豆は、標高1300m～、カツアイ・カツゥーラ等、精製方法はウォッシュドで女性らしい優しい風味のコーヒーに仕上がっています。あともう少しだけありますので、ご興味のある方は、ぜひご賞味ください。
他にも、先日は『温泉コーヒー アグア・カリエンテ』（エルサルバドル産）をご案内しましたが、こちらはもうあと僅かなので、先着順でももうないかもしれないです！周辺環境配慮型の運営に重点を置き、水洗処理に使用した水はろ過した後に自然に戻したり、廃棄物を減らすように心がけ、地元労働者の生活環境改善サポートを行う等の取り組みを実施しているとのことでした。
まだまだたくさんの作り手さんたちが、環境に優しいコーヒー作りをされています。今後も、さまざまなコーヒーをご紹介しますので、お楽しみに！
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